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良い寝汗と悪い寝汗とは

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寝汗がびっしょりで起きたときから気分が悪い、なんてことありませんか?

実はその寝汗、「悪い寝汗」かもしれません。

「良い寝汗」と「悪い寝汗」の違いとはなんでしょう?

 

良い寝汗とは

良い寝汗とは

実は、寝汗は季節にかかわらずかくもので、どんな人も一回の睡眠でコップ一杯分の寝汗をかいているとされています。

とくに「寝入りばなの寝汗」は悪い寝汗ではなく、良い寝汗です。

良い寝汗とは、リラックスして睡眠できるように体を適度に冷やすためにかく、必要不可欠な汗のことなんです。

 

良い寝汗はサラサラしている

良い寝汗はサラッとしていて、かいてもすぐ布団やシーツに吸収されて気になりにくいものです。

また汗自体にはニオイも少なく、良い寝汗ならかいても気分が悪くはならないでしょう。

体の熱を逃がすためにも、良い寝汗はどんどんかきましょう。

 

良い寝汗はなぜ出るのか

寝る前まで仕事や勉強、脳をはたらかせることをしていると、脳は温度を上昇させている状態です。

寝入りばなの寝汗は、その熱くなった脳を冷やしてくれ、落ち着かせて睡眠へ誘導する良い寝汗なんですよ。

そして暑いときにかく寝汗もまた良い寝汗です。

夏はもちろん、冬でも毛布が多かったりムレて暑くなって汗をかいた経験のある人は多いでしょう。

こうしたときに汗をかかないと、体は熱をこもらせてしまい体調不良になってしまいます。

しかし、寝るときに着るパジャマがあまり汗を吸わない素材だと、汗が冷えて必要以上に体が冷えてしまいます。

冬などは特に寒いため暖かいフリース素材のパジャマを着ている人もいるのではないでしょうか。

しかしフリース素材はとても暖かいので汗をかきやすいのに、水分の吸収は全くしてくれません。

パジャマやインナーを吸収のよい綿や麻の混ざった素材のものにすることがおすすめです。

 

悪い汗とは

悪い寝汗とは

寝汗って悪いものじゃないんでしょ?と思ってしまいそうですが、「悪い寝汗」もあるんです。

 

悪い寝汗はベタベタしている

良い寝汗がサラサラと水のようなものに対して、悪い寝汗はベタベタとしています。

ベタベタした汗は朝目覚めのときにまで残って、不快な気持ちになってしまいます。

ベタベタの悪い寝汗は「盗汗(とうかん)」とも呼ばれ、医学的にも不健康な寝汗と区別されています。

 

悪い寝汗はなぜ出るのか

悪い寝汗は、仕事や勉強や家事といったタスクを多く抱え込み、脳を酷使している状態が続くと出やすいと考えられます。

脳を使いすぎれば脳はオーバーヒート状態になってしまいます。

普段なら寝入りばなに汗をかいて冷やすだけで済んでいたのに、いつもより負担がかかってオーバーヒートした脳はそれだけではなかなか冷えません。

寝入りばなで冷やせなかった脳を冷やすため、体は一生懸命汗をかきます。

汗は当然多くなってしまい、寝汗をビッショリかいてしまうような場合はこういったことが原因になっています。

こういった大量の寝汗は朝まで残るばかりか、ストレスの多い寝汗はベタベタするため不快な「悪い寝汗」になってしまうんです。

 

悪い寝汗はなぜベタベタ?

ベタベタした不快な悪い寝汗…。

なぜベタッとしているんでしょう?

ベタベタした汗には血しょう成分、ミネラルなど栄養素が多く含まれています。

そのためベタベタの悪い寝汗をかいてしまうと、休むために寝たはずなのに起きた時疲労を感じてしまいます。

ベタベタの悪い寝汗は自律神経の乱れ、ホルモンバランスの崩れなどから出てしまいます。

また、ベタベタした寝汗は不快なだけではなく、病気の可能性もあります。

大量の寝汗が関係しているかもしれない病気は、自律神経失調症、バセドウ病、肝機能障害、白血病、結核など。

寝汗があまりにひどい場合は病院に相談するのも必要です。

 

女性は寝汗を多くかく?

女性と寝汗

女性はホルモンバランスや自律神経が男性に比べ不安定で、変化しやすいとされています。

そのため男性より寝汗をかいてしまうことが多くなる場合も考えられます。

特に女性には月経(生理)があり、月経中は寝汗をかきやすい状態であることが多いんです。

さらに「月経前症候群」、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

月経前症候群は月経前のホルモンバランスの崩れから、体の不調や強い眠気、精神的にもイライラしてしまったりする症状です。

しかし、月経前症候群は産婦人科に相談することで緩和することが可能な症状です。

寝汗がひどい時が定期的で、生理前が多い気がする場合は病院に相談して投薬治療などのサポートを受けましょう。

 

良い寝汗をかくために必要なことは?

良い寝汗をかく方法

良い寝汗をかくためには、普段から汗腺をトレーニングしておくことが必要です。

汗腺トレーニングについては別記事で詳しく紹介しています。

 

「汗腺トレーニングについて」

 

また、寝る前に水分補給をするのも良い寝汗をつくるために大事なポイントです。

寝汗をかきたくないからと水分補給をおろそかにすると、脳梗塞などのコワイ病気になってしまうこともあります。

大量に水分を摂る必要はなく、喉の渇きがなくなる程度で十分。

寝る前の水分補給で注意する点は、カフェインを含むコーヒーやお茶類、アルコールを避けるということ。

カフェインは眠りを妨げるばかりか汗を無駄に増やしてしまいます。

アルコールには利尿作用があり、さらにアルコールに含まれる成分を体から排出するため必要以上に汗を多くかいてしまうこともあります。

寝酒をしないと寝られない!なんて人は量を控えめにして、アルコールを飲んだ後に水分も補給しておきましょう。